アメリカ旅行~ワシントン編~
こんにちは、ありぃです。
本日は前回の続き、アメリカ旅行ワシントン編をお送りします!
移動について
ボストン→ワシントン間
都市間の移動はAmerican航空で行いました。が、まあ遅れる遅れる。
結局到着が5時間くらい遅れました。
信じられない理由で遅延したし、とんだとばっちりです。
首都ワシントンのほどほど安全地区にホテルを取っていたとは言え、夜中の11時の移動はとても怖かったです。
これについてはまた後日、詳細を書いてみようかな。
ワシントンの地下鉄
バスもありましたが今回は使用せず。地下鉄だけ使いました。
空港の駅は地上駅で、夜は管制塔や離着陸する飛行機がたくさん見えて、綺麗でした。
ボストンより地下鉄はそこそこ綺麗めかつ、普通の電車って感じでした。
いくつか路線があるのですが、そのうちのシルバーラインに川崎重工の車両が使われていました!(写真どっかいってしまった……)
乗ってみましたがメタリックな感じの近未来的な外観で、中も清潔感あり。
車内のモニターも内容が分かりやすく、今どこにいるのかもわかりやすかったです。
メインはブルーラインを使いました。
ブルーラインは表示が分かりづらく、すぐに自分がどこにいるのかわからなくなるので、ちょっと不便。
毎回駅と路線図を確認してました。
そんなメトロですが、モールの脇に沿って地下鉄が通っていて、移動にはとても便利でした。
ただ、時間帯や時期、距離によって値段が変わってしまうので、最後まで移動にいくらかかるのかわからないままでした……。
地下鉄で使えるSmartripカード
ボストンと違ってSmartripというICカードが導入されています。
ICカードですが、日本のSuicaやIcocaとは全然違う!
そもそものカードの購入は、各駅に設置されている自動発券機でできます。
チャージは現金でするとそのままチャージされてしまいます。
細かいのがないからと現金で大金入れてしまうと全てチャージされてしまいます。
しかも、チャージした分は返金されません!
日本みたいに返却したらデポジット料と一緒に返ってくる、という仕組みはないようです。
クレジットカードだと、もう少し細かく入金設定ができました。
みなさんも重々お気を付けください。
※ちなみに、駅員さんに返金できるのか聞いたら、「来年来た時使えばいいよ!」といい笑顔で言われました。
返金はできない、と理解するのに一瞬間が空いて、理解した時に思わず笑ってしまいました。
(一応返金できないことをもう一度確認して、「できない」の答えもいただきました)
モール(Nathional Mall)散策
ワシントンではモールのお散歩をしてリンカーンに会ったり、第二次世界大戦のモニュメントを見たりしました。ナショナルギャラリーで素晴らしい絵画を鑑賞したり、国立宇宙博物館ではたくさんの飛行機と宇宙の歴史や人類が宇宙に行くまでの歩みを見ました。
リンカーン像
このブログのトップに写真がありますが、とっても大きい像でした。
もっと小さいと思ってた……。
そもそもの記念館も大きくて、さすがアメリカ、な感じでした。
中はとても静謐な雰囲気で、皆がリンカーンとの記念撮影を静かにしていました。
壁にはたくさん文字が書かれていました。どうやらリンカーンの演説が書かれていたようです。
(英語苦手なので中身まで読めなかった……)
第二次世界大戦記念碑(National World War Ⅱ Memorial)
リンカーン記念館側から歩いてくると、まずこの噴水に着くので、わーこのきれいな所なんだろー、くらいな気持ちで見てました。
が。
これ見て身が引き締まりました。
上の写真のATLANTICと書かれている建物の床にあります。
ここ、第二次世界大戦の記念碑的な何かじゃない?と旦那と話しながら見ていました。
上の写真の小さな柱には、各州の名前が書いてあって、噴水を中心に太平洋側と大西洋側で分かれていました。
そして進んでいくと……。
やっぱりそうでした。
知らずに反対側から入っちゃいましたが、アメリカで第二次世界大戦って見ると、申し訳なさとかいろんな感情が出てきますね。
私は、恥ずかしながら、第二次世界大戦についてざっくりな概要しか知りません。
広島にも沖縄にも行き、戦争体験した方のお話も聞いたりはしています。
そこで語られた人々の苦しみは、想像以上のものだと思っています。
私は、その苦しみを少しも経験したことがないから。
日本から見た戦争、についてはある程度は知っているかもしれません。
けれど、日本以外の国から見た戦争については、何も知らない。
様々な思惑と、多くの国が自国を様々な形で強くしようとした、そこに人種差別や経済格差、技術格差などが入り混じって起きた戦争。
もう二度と、起こらないことを願うばかりです。
ナショナルギャラリー
今回ワシントンで、私が一番行きたかった場所!
先ほどの第二次世界大戦記念碑から少し北上して、ホワイトハウスを横目に見ながら着きました。
入口すぐはこんな感じ。
すごく大きな建物で、入館時にセキュリティーチェックはありますが、無料!!
ボストン美術館で一人2000円くらいしたのが信じられないくらいです。
スミソニアン協会の美術館や博物館は基本無料らしいので、子どもができたら1か月くらい滞在して、全ての美術館・博物館めぐりしたいと思いました。
(現時点です。行かれる際は、お目当ての美術館などのホームページやガイドブックは必ず確認してくださいね!)
そして、今回のお目当てがこちら!
クロード・モネ作「パラソルと女性―モネ夫人と息子」
です。
むかーし昔、私がまだ中学生だったころ、初めてモネ展に行った時に、娘スザンヌをモデルにした「パラソルをさす女」を見たことがありました。
とても素敵な空気感のある作品で、大好きだった。
その時の絵葉書をいまだに大事に持ってます。
そのお母さんバージョン。見るしかない。
結果、娘バージョンより好きになりました。
絵葉書買って帰ろうかと思ったんですが、空気感がいまいちで断念。
モネの作品は実物で見ないと、色の発色の違いが物足りない、とボストン美術館でも、ナショナルギャラリーでも思いました。
写真で見るより、もっと明るい作品です。
他にはゴッホもありました。
ゴッホも実物で見た方が、筆使いの力強さとか、エネルギーとか、色々感じられると思います。
しかも海外の美術館は距離感が近いからいい。
美術に造詣は全くないですが、今度から日本でも実物見に行こうって決めました。
フェルメールも見に行ったんですが、数点見て、あれ、作品が足りない、と思ってうろうろしていたら、警備の方が声をかけてくれました。
この作品みたいんです、とガイドブックを指差すと、
「ああ、これ! 今は日本に行ってるはずだよ!」
なんと、フェルメール展のために、日本に送られたとのこと。
なんという、すれ違い!
しかもこの警備員さん、昔日本に住んでたことがあったようで、向こうの友人が言ってた、と過去のメールも探して確認してくれました。
だから、日本語で挨拶とかしてくれたのね。
とにかくめっちゃ優しかった。
ちょっとお話して、楽しんでね!と言ってくれてお別れしました。
そして、ランチを食べてタイムオーバー。
日程の関係でナショナルギャラリーには3時間しかいれなかった。悲しい。
実際にちゃんと見るなら1日は確実にかかります。
私たちは西館にしか行けなかったけど、東館もあります!
航空宇宙博物館
航空宇宙なので、飛行機がいっぱい!
近未来的な、ノスタルジックな気持ちに浸れます。
子ども向けにどうして飛行機は空を飛べるのかを体験できる、たくさんの実験装置があるコーナーが楽しかったです。
戦闘機の体験ができる大型ゲーム機みたいなのもありました。
(VRもゲーム機も体験は有料)
そして、やはり目を引くのは、戦争関連の建築物や展示でした。
第二次世界大戦のものも多く、日本人として一度は行っておいた方がいい所だと思います。
他国から見た日本、を意識するワシントン旅行でした。
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